(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
『君の名は。』、『天気の子』で大きなヒットを記録した新海誠監督の最新作、『すずめの戸締まり』がついに11月11日（金）に公開されます。
日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女、すずめの冒険と成長を描いたロードムービーです。11日0時からの最速上映も決定するなど、上映前から話題にことかきません。この冬の邦画、最大の注目作と言えるでしょう。
さて映画の宣伝手法としてよく利用されるのが企業とのタイアップです。コラボをすることにより企業は作品のコンテンツを自社の商品やキャンペーンのフックとして活用することが出来、映画としてはより多くの露出が期待できるため多用されています。前作『天気の子』では、様々な企業とのタイアップが行われていましたが、今作でも、いくつかの企業タイアップがすでに発表されています。今回はその取り組みの一部ご紹介します。
『すずめの戸締まり』本編映像を活用した企業CM
今回『すずめの戸締まり』ではすでに3社のタイアップキャンペーンが発表され、始まっています。
コラボCMは10月28日にTV放送された『君の名は。』内でも一部放映されました。
ａｕでは『すずめの戸締まり』に関する様々なタイアップが展開されています。タイアップCM「すずめの戸締まり「地域とともに、おもしろいほうの未来へ。」篇」では、様々な土地を旅するすずめの作中シーンが盛り込まれ、「私たちは毎日誰かとつながっている」という携帯通信会社ならではのメッセージとリンクしています。
地域共創プロジェクトの特設サイト「すずめと旅する日本」も公開され、インスタグラムのフィルター「すずめカメラ」や、マクドナルドとのコラボAR「#ダイジンといっしょAR」、すずめの世界を散歩する「すずめさんぽ」など、多角的な展開がされています。
ミサワホームも『すずめの戸締まり』とのタイアップCMが作成され、放映が始まりました。
さらにキャンペーンサイトでは、ミサワホーム55周年GoGo！キャンペーンで『すずめの戸締まり』とのコラボ。アンケートに答えることで、『すずめの戸締まり』のムビチケや、豪華景品が抽選で当たるキャンペーンに応募することが可能です。キャンペーンは第3弾まで決定しています。
その他マクドナルドでも『すずめの戸締まり』とコラボしたCMが10月28日から放映中です。『すずめの戸締まり』に声の出演をしている神木隆之介さんがハッピーセットを注文する姿が描かれています。『すずめの戸締まり』の公式スピンオフ絵本「すずめといす」を2022年11月4日(金)から期間限定で全国のマクドナルドで販売されるそうです。
各社とも映画のシーンを上手く活用しつつ、作品の世界観と自社のサービスなどを組み合わせたユニークなCMが作られていて面白いですね。ARなど話題のキャンペーンも用意されており、今後の展開が楽しみです。
47都道府県の地元企業がタイアップ！
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さらに『すずめの戸締まり』では、なんと47都道府県の地元の企業とタイアップを行うという、画期的な試みがされています。
例えば宮城県では萩の月のお菓子で有名な「菓匠三全」、大阪府は豚まんの「551HORAI」、福岡の「ひよこ本舗吉野堂」などそれぞれ地元を代表する企業が参加をしています。日本中を旅するロードムービーにふさわしい企画ですね。11/2の朝日新聞にて、47都道府県の全タイアップ企業が勢ぞろいする全面広告が掲載されました。地域を代表する企業の47個のロゴが並ぶ広告は圧巻です！
YoutubeなどでタイアップCMを公開している企業もありますのでぜひ貴方の住む都道府県のタイアップＣＭを探してみてください。
今回はこれから公開の話題作『すずめの戸締まり』での企業タイアップ事例をご紹介しました。
洋画大作などでは自動車メーカーや携帯電話会社などが世界的に大型タイアップ展開を行うことも珍しくありません。こういった企業タイアップ展開も、世の中の大きな注目を集める映画ならではの面白い取り組みですね。