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コラム 2021年10月28日

【シネアドコラム】これも広告?『007』最新作に見る企業マーケティング事例

外界をシャットアウトした環境で大きなスクリーンと最高の音響設備で作品を楽しめることが、映画館で観る映画のメリットといえますよね。
本編前に上映するシネアドも、映画同様の環境で確実にCMメッセージを届けることが大きな特徴です。
しかし、映画と広告の関係はシネアドだけにはとどまりません。今回は大ヒット上映中の映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブランドタイアップ例をご紹介します。

ボンドカーとタイアップムービー

※Aston Martin and 007 reunite in NO TIME TO DIE

これまでも歴代『007』シリーズでは、様々な企業とのタイアップが行われてきました。

特に「ボンド・カー」と呼ばれる、ジェームス・ボンドが劇中で乗車する車は、映画シーンを利用した商品CMなども制作されてきました。歴代のボンドカーの中でも特に有名なのがアストンマーティン。最新作の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でも映画の映像を使用したタイアップムービーが作成されました。

作中ではダニエル・クレイグが演じるボンドが、ギミック満載のアストンマーティンを駆ってカーチェイス&アクションを繰り広げます。

※NO TIME TO DIE: Behind-the-Scenes with Triumph Motorcycles

トライアンフでは、ボンドの街中でのバイクアクションシーンや、敵との森の中をカーチェイスするシーンに使われたバイクを、撮影時の映像と共に紹介しています。
トライアンフは007シリーズでは初となる、ジェームズ・ボンドモデルの「Scrambler 1200 Bond Edition」を全世界限定250台を販売し、完売しました。
また、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では敵役が使用するランドローバー・ディフェンダーのタイアップムービーも作成されています。こちらもトライアンフのバイク同様に、森でカーチェイスするシーンで登場します。車を使ったアクションシーンが多数登場する映画では、映画のシーンをタイアップムービーに使用することが車の魅力を伝える手段となりますよね。

映画キャラクターを起用したCM

※NO TIME TO DIE | Michael Kors

タイアップムービーが作られるのはボンドカーばかりではありません。
マイケル・コースでは、映画『ノー・タイム・トゥ・ダイ』とコラボした限定カプセルコレクションのバッグが登場します。タイアップムービーは、劇中でマイケルコースのバッグを愛用するキャラクター・マネーペニー(ナオミ・ハリス)を主役に据えたものとなっています。暗号で「ハッピーバースデー」と伝えるストーリーは、さすがスパイ映画とのタイアップと思わせる、印象深いCMです。

タイアップ商品とシネアド

※OMEGA and 007 in No Time To Die

「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で、ボンドが敵地潜入時に使用するギミックにもなるシーンで使われている時計はオメガの商品です。オメガの時計は、ジェームズ・ボンドだけではなく、マネーペニーや新たな007として登場するノーマ(ラシャーナ・リンチ)が身に着けています。

>>OMEGA公式「ノー・タイム・トゥ・ダイ」紹介ページ

新宿ピカデリーでは、オメガの映画タイアップのシネアドが本編直前に流れました。映画の期待感と共に商品を印象付けるプロモーションが実施されています。

これ以外にも今回の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では、ショパールやランドローバーSUVなど映画シーン内でのプロダクトプレイスメントや、adidasなどの数々のコラボ商品なども生み出され、映画と企業の相乗効果をが生み出されています。

映画を観る際には、こうした映画とコラボレーションにもぜひ注目してみてください。

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