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TOP > 更新情報 > 米国映画事情レポート!再開後の映画館、シネアドはどうなってる?
コラム 2021年7月29日

米国映画事情レポート!再開後の映画館、シネアドはどうなってる?

昨年は多くのハリウッド作品が公開延期となる事態となりましたが、今年の春ごろから徐々に日本でも上映が再開されはじめました。7月2日にはモンスターバースシリーズ4作目の『ゴジラVSコング』が大ヒットを記録。来月8月6日には期待の話題作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開も控えています。

続々とハリウッド作品の公開日が決定した背景には、状況が落ち着きをみせはじめ、海外の映画館が再開しはじめたことにあります。
コロナ禍を乗り越えた米国の、現在の映画事情はどうなっているのかをレポートします!

 

米国の映画館は3月から順次営業再開

アメリカの映画館は1年以上の休業を余儀なくされていましたが、感染者数の減少や低所得層へのワクチン接種の広がりを背景に、今年3月ころから順次営業を再開しています。再開当初は定員の25%、または1スクリーンあたり最大100人という入場制限がありました。

>>【参照】米国の映画も本格稼働 ・3月に映画館が条件付きで再開(映画.com)

その規制も徐々に緩和され、他州のそれより比較的厳しかったカリフォルニア州でも、6月15日より制限が大幅に緩和されました!
ワクチン接種者のマスク着用は不要とされ、席数制限も全面解除されています。地域によって対応に差はありますが、米国の映画館はおおむね通常通りの営業に戻りつつあるといえるでしょう。

 

2021年、もっとも観られている映画は?

※Box Office mojoより

そのアメリカは2021年どんな作品が観られているのでしょうか?

ボックスオフィスのランキングでは、日本でもよく知られた映画が上位にラインナップされています。
1位の『F9: The Fast Saga』は日本語タイトルは『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。続いて『クワイエットプレイス2』『ブラック・ウィドウ』『ゴジラVSコング』『クルエラ』と続きます。

どれも日本で公開された、もしくは公開予定の大作ばかりですね。秋以降に日本での公開を控えている『The Conjuring: The Devil Made Me Do It(日本語タイトル:死霊館 悪魔のせいなら、無罪。)』や『The Boss Baby: Family Business(日本語タイトル:ボス・ベイビー ファミリー・ミッション)』などもランクインしています。日本ではどれくらいの人気が出るか気になりますね!

>>米国2021年作品最新ランキング/Box Office mojo

ちなみに上記リンクを見ると15位に気になるタイトルが……。

『Demon Slayer: Mugen Train』

そうです、日本で興収400億の記録を樹立した『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』です!米国でもかなりの好成績を収めたことがわかりますね。

 

米国の映画館広告は?実態をレポート!

※Walt Disney World Resort 50th Anniversary | The World’s Most Magical Celebration

米国の映画館でも、もちろんシネアド(映画館広告)が存在しています。日本の映画館同様に、作品公開前の時間にCMが流れるのです。
映画館の再開とともに、広告主もシネアドに戻ってきました。
上記で紹介している動画は、実際にロサンゼルスの映画館で上映されたWalt Disney Worldの50周年記念CM動画です。日本のCMとは違った味わいがありますね!

現地での調査時(6月15日)に、ロサンゼルスの映画館で流れたシネアドの広告主は以下になります。

・ディズニーワールド (https://disneyworld.disney.go.com)

・ロックバンド:Counting Crowsの公式サイト(https://www.countingcrows.com)

・不動産仲介アプリ:Realters.com (Realters.com)

・除菌剤メーカー:CLOREX (https://www.clorox.com)

・昔から劇場広告の王座を譲らないCoca-Cola (https://www.coca-cola.com)

ディズニーやコカ・コーラは日本でもなじみ深いですね!

映画が見放題!?アメリカではこんなお得なサービスも。

※AMC A List公式サイトより

米国の映画館ではこんな取組も始まっています。アメリカ最大級の劇場チェーン”AMC”では「AMC A List 」というサービスがあり、定額を支払うことで週3回まで好きな映画作品を鑑賞することができます。
映画のサブスクリプションサービスですね。
価格は月額約20ドル(※地域によって異なる)とのこと。
IMAXやドルビーシネマなどのハイスペックシアターでの鑑賞もサブスクの対象となっているのが特徴です。

>>AMC A List公式(英語サイト)

日本ではまだまだなじみのない映画館のサブスクリプションですが、映画館サブスクが世界的にメジャーになれば、日本でも今後そういったサービスが出てくるかもしれませんね。

 

 

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