MENU
  • CONTACT
  • DOWNLOAD
MENU
CLOSE
INFORMATION 更新情報
TOP > 更新情報 > 【独自調査】ウィズコロナ時代の映画館営業、みんなのホンネは?
コラム 2020年12月21日

【独自調査】ウィズコロナ時代の映画館営業、みんなのホンネは?

12月1日より、映画館での全席飲食制限が解除となりました。原則、席数制限なしで、コロナ禍以前と同様に飲食をしながらの映画鑑賞が可能になりました。

新型コロナの勢いはいまだ衰えませんが、そんな中でも映画業界に前向きなニュースが訪れたのはうれしいことですね。

春ごろには休館を余儀なくされる映画館も多く、洋画の大作は公開延期が続く厳しい状況の中、『今日から俺は!!劇場版』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『映画ドラえもん のび太の新恐竜』『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』など、邦画のヒット作が連発。映画館業界は順調な回復を見せています。

ウィズコロナ時代の2020年、実際に映画館に来場している方々の意識はどのように変わっていったのでしょうか? 弊社独自調査の結果をレポートいたします。

 

コロナ禍でもヘビーユーザーは映画館離れをしない

 ※サンライズ社調べ/映画館で映画を見た人を対象とした調査です

まずは上記のグラフをごらんください。緊急事態宣言解除後、8月、10月、12月に分けて映画館の来場客から2020年映画館に何回来たかの調査を行ったものです。

8月の時点ですでに「5回以上」が27.3%も!

10月に「1回」が急上昇34.4%となっていますが、これは大ヒットを続ける話題作「鬼滅の刃」の効果でしょう。緊急事態宣言解除後初めて映画館でみた映画が「鬼滅の刃」という方も多いのではないでしょうか?

こちらのグラフを見ると、コロナ情勢が日々変化している中でも、映画館に熱心に通い続ける根強い映画ファンが一定数存在していることがうかがえます。

12月には「5回以上」が44.7%を占めていることから見ても、映画ファンを中心に映画館への客足が平常時に戻ってきているることが推測できます。

 

映画館の安心感は順調に回復している

※サンライズ社調べ/映画館で映画を見た人を対象とした調査です

次に、こちらのグラフをご覧ください。緊急事態宣言後、3回に分けて映画館の安心感について調査した結果です。

「非常に安心できた」が29.5%→32%→39.6%と、順調に回復していることがわかります。

一方、少数派ながら「安心できない」層も一定数存在し続けています。10月に「あまり安心できなかった」がやや増加11.7%したのは、コロナ第3波による感染拡大と東京都の警戒レベルに呼応した結果と思われます。今もリアルタイムでコロナ禍の状況は変化していますので、関心が向くのは当然の結果といえるでしょう。

全体としては、安心できた来場者の割合が3割から4割に拡大しており、映画館の安全性への理解が深まってきたことがうかがえます。映画館は換気設備が整っていることを啓蒙する動画を、作品本編前に上映していることも影響しているかもしれませんね。

>>映画館の換気設備についてはこちら

 

映画館への安心感は男女によって差がある?

※サンライズ社調べ/映画館で映画を見た人を対象とした調査です

次にこちらのグラフを見てみましょう。

先ほどの「緊急事態宣言後の映画館への安心感」についての質問で、「非常に安心できた」と回答した方の比率を男女別でグラフ化したものです。

こうして比べてみると意外にも、男性よりも女性の方が映画館への安心感が高いことがうかがえます。

男性は順に上がっていますが、女性は10月にいったん下がり12月にふたたび上昇しました。これはコロナ第3波と警戒レベル引き上げに危機感を感じた方は、男性よりも女性の割合の方が大きかったということでしょう。12月中旬から再びコロナの状況が変化しているので、1月に集計を取るとまた違った結果が表れると思われます。

こうしてみてみると、男性よりも女性の方が、より世の中の動きに敏感であると言えるのかもしれません。

 

2021年の映画業界はどうなっていくのか

いまだアメリカなどでは映画館の休館が続いている現状ですが、ワーナーが2021年公開の映画を配信だけではなく世界公開を同時にすることを発表するなど、洋画の上映が徐々に戻ってくることが予測されます。

アジア圏では日本以外でも映画館の通常営業を再開している地域も多くあります。

2020年12月18日には、『TENET』以来久しぶりの洋画大作『ワンダーウーマン1984』も公開されました。2021年には多くの話題作、2020年には公開できなかった大作の公開も控えています。

コロナ禍はまだまだ収束の予測が不可能な状況ではありますが、日本の映画館はうまくウィズコロナの時代に沿った営業スタイルになりつつあるといえるのではないでしょうか。

 

 

>>シネアドについてはこちら

CONTACT
シネアド、映画館プロモーションに関することなど、お気軽にお問い合わせください。