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TOP > 更新情報 > 【特別コラム】映画館営業再開へ!新型コロナ感染症対策への取り組み
コラム 2020年5月15日

【特別コラム】映画館営業再開へ!新型コロナ感染症対策への取り組み

先日、こんなニュースがYahoo!でとりあげられました。

>>【映画館が再開したら、客足はいつ戻るのか? コロナ終息後の観客動員を予想する】

この記事によると、映画館のヘビーユーザーは39%が「GW明け」「夏頃」など、映画館が再開したらすぐにでも行きたいという期待を見せています。

一方で、ライトユーザーは映画館の再開時期については考慮しておらず、「秋から冬」「来年」「わからない」といった消極的な意見が目立ちます。

ライトユーザーほど、映画館におけるコロナの感染リスクを警戒しているといえそうですね。

では、実際に映画館の現場では再開に向けて、どういった感染対策がされているのでしょうか。

そこで再開された映画館ではどんな取り組みがなされているかご紹介します。

 

地方劇場を中心にシネコン・ミニシアターが営業再開

大手のシネコンは、12日以降各社が続々と、5月中旬から一部劇場での営業再開を発表しました。

イオンエンターテイメントは、5月18日から16県27劇場のイオンシネマの営業を再開。

TOHOシネマズでは、まず地方を中心に5月15日より全国10館の営業を再開を発表しました。

MOVIXなどを運営する松竹マルチプレックスシアターズでは5劇場を5月15日から、シネマサンシャインでも5月13日から、全国9劇場を随時営業再開していく方針を発表しました。

ユナイテッド・シネマグループでは、5劇場が15日から営業を再開。109シネマズでは15日から4劇場、18日からさらに1劇場の営業再開を発表しています。

地方では新潟県上越市の「J MAX THEATER上越」が5月15日より時短での営業再開を発表、広島県の映画館・福山エーガル8シネマズと福山駅前シネマモードは5月13日から、東北地方では「フォーラムシネマネットワーク」の劇場7館が5月15日より再開営業再開を発表しています。

ミニシアターも営業再開を始める劇場が増えてきました。

大都市圏でのシネコン再開までにはもう少し時間がかかりそうですが、映画ファンにとっては明るいニュースですね!

 

衛生面に配慮した取り組み

営業再開に際して、各劇場では感染拡大防止のために衛生面での取り組みを強化しています。

アルコールスプレーの設置や、スタッフのマスクやゴム手袋の着用、飛沫感染防止用ビニールシートの設置、トイレのハンドドライヤー使用中止などといった、各商業施設と同様の対策は、どのシネコンでも対応を行っています。

シアターの入れ替え時間を長めにとって、座席の消毒・清掃を行う、シアター入り口への消毒液とペーパータオルの設置など、シアターという空間を衛生的に保つための取り組みや工夫が行われています。

 

ソーシャルディスタンスへの取り組み

新型コロナ感染拡大防止のために、人と人の感覚を2m以上あける「ソーシャルディスタンス」が推奨されています。

これを受けて、多くの劇場では席を1つ以上飛ばして席予約を取り、お客様同士の密接をふせぐ工夫を行っています。

また、フードやドリンクの販売ではキャッシュレス決済の推奨、おつりを渡す際のキャッシュトレー使用、行列の間隔を開ける足元マークの表示、チケットはもぎりせずに目視確認などの対応を行い、可能な限り接触回数を減らすことで感染リスク低下への取り組みを行っています。

 

映画館は感染症対策への安心度が高い?

実をいうと、映画館は元々「興行場法」に基づく各都道府県の厳しい換気基準をクリアした空調設備が整っており、感染症がおこりづらい施設ともいえます。映画を観ている間は会話をすることもないので、そういう意味でも感染リスクは低そうですね。

また、ほとんどの劇場ではチケットの予約をインターネットから行うことができ、自動発券機が完備されています。キャッシュレス決済でほとんどのことが可能になるだけではなく、チケット発券からシアターにいくまで、ほぼ人と非接触で楽しむことができるのが映画館なのです。

そういった意味では映画館は一人で行っても楽しめる、濃厚接触のリスクが低い娯楽施設といえそうです。

 

映画を安心して楽しめるように

映画館が今までと同じように営業再開できるまでにはもう少しかかりそうですが、各興行会社では少しでも映画ファンの方々に映画を楽しんでもらえるように、様々な取り組みをしてこのコロナ禍を乗り越えようとしています。

新作映画の公開延期が続いておりますが、なかなか観られない旧作映画を映画館の大きないておりますスクリーンで観る機会が増えるチャンスでもあります。お近くの映画館で、観のがした旧作が上映されるときは、この機会に劇場へと足を運んでみてくださいね。

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