新年あけましておめでとうございます。
本年もサンライズ社および、シネアドをよろしくお願いいたします。
新年第一弾ということで、今回のコラムは、ちょっといつもとは趣旨を変えてまいります!
サンライズ社では毎年社内行事として「サンライズアワード」開催しております。
「サンライズアワード」とは、サンライズ社社員が、この1年で観て良かったと思う映画に投票をしてランキングを決定するイベント。
映画広告業界で働く人が興味をもっている映画とは?気になりませんか?
サンライズベストシネマアワード2018!!
まずは5位から発表していきます!
ジャラララララーン…ババン!(効果音)
というわけで、同票数獲得の4・5位『リメンバー・ミー』『スリー・ビルボード』でした!対照的な作品ですね~。
『リメンバー・ミー』は死者の国に迷い込んだギター少年の、心温まる物語。
『トイ・ストーリー』シリーズで有名なピクサー×ディズニー作品だけあって、安心のクオリティ。「自分のルーツ(家族)」をたどる成長物語に感動したとの声がありました。異国情緒のある音楽も好評に。
一方『スリー・ビルボード』はアメリカの田舎町を舞台に、3つの広告板をめぐって犯罪被害者遺族と警察、関係者の愛と思惑が交錯するヒューマンドラマ。「作品全体を通しての緊張感、哀しみと孤独のパワーに圧倒され、席を立った後おもわず唸った1本」と絶賛する社員も!
3位の『カメラを止めるな!』は、2018年最大の出世作といっていいでしょう!
低予算のインディーズ作品の可能性を感じさせる作品。 上田慎一郎 監督は今後注目ですね。
ただのゾンビパニック映画じゃない!伏線の見せ方がすごい、劇場が爆笑に包まれたといったライブ感のある感想が多めでした。パンフレットを買わずにはいられなかったという感想も、映画館で観てこそ?
2位『ボヘミアン・ラプソディ』は、伝説的ロックバンド「クィーン」の伝記映画。最近多い音楽系伝記映画の中でも、音楽・演出・パフォーマンス、どれをとってもまさに最高峰の出来!
QUEEN直撃世代はもちろん「知らない世代だけど楽しめた」という感想も!音楽演出的にも、「映画館で観て良かった!」という点は満場一致の評価。応援上映ではまた違った印象に。IMAXで観られた方は幸せかも!
そして気になる2018年サンライズアワード第1位は……
ジャジャーンジャラララララーン…バババン!(効果音)
サンライズ社社員の選ぶ2018年ナンバーワン映画は『グレイテスト・ショーマン』でした!『ボヘミアン・ラプソディ』との差はなんと1票差の大接戦!
近年人気のミュージカル映画ですが、『グレイテスト・ショーマン』は音楽、ダンス、演出すべてのクオリティがハイレベル!特に「歌とダンスが良かった」という声が圧倒的でした。ストーリー自体はオーソドックスですが、排他的社会への抵抗、主人公の成功と挫折、家族への思いなどに感動したという方も。
2018年はミュージカル要素&音楽がテーマの作品が大躍進!これは、4DX、IMAXなどの導入によって、映画がより「体感する娯楽」に近づいている証拠かもしれません。大画面、大音響でこそ楽しめる映画は強いですね。
ちなみに、サンライズアワード、10位までのリストはこちら。
1位 『グレイテスト・ショーマン』
2位 『ボヘミアン・ラプソディ』
3位 『カメラを止めるな!』
4位 『リメンバー・ミー』
4位 『スリー・ビルボード』
6位 『万引き家族』
6位 『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』
8位 『ワンダー 君は太陽』
8位 『ちはやふる 結び』
8位 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
納得の大ヒット作もあれば、意外なものもあるのではないでしょうか?
ちなみに、10位圏外で感想が多かった映画には『タクシー運転手 約束は海を越えて』『パッドマン 5億人の女性を救った男』『search サーチ』などがありました。
もしまだ観ていない作品がありましたら、ぜひチェックをしてみてくださいね!