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コラム 2018年11月9日

シビックプライドとシネアド

「シビックプライド」という言葉をご存知でしょうか? あまり身近な言葉とはいえませんよね。直訳すると「市民の誇り」となります。今、この「シビックプライド」という言葉が、ひそかに話題になっているのだそうです。

皆さんは、「町おこし」と聞くと、観光PR、名産品の宣伝、街への移住や定住の誘致……といった事例を想像するでしょう。「シビックプライド」はそういった「外向け」とはちょっと方向性が違うようです。

ニューズウィーク掲載の記事では、シビックプライドについてこんな風に説明しています。

「シビックプライド(Civic Pride)」とは都市に対する市民の誇りを指す言葉です。

日本語の「郷土愛」といった言葉と似ていますが、単に地域に対する愛着を示すだけではないところが違います。「シビック(市民の/都市の)」には権利と義務を持って活動する主体としての市民性という意味がある。自分自身が関わって地域を良くしていこうとする、ある種の当事者意識に基づく自負心、それがシビックプライドということです。

後略

ニューズウィーク日本版2017年2月23日

簡単に言えば「自分の町に愛着を持ち、市民が自ら盛り上げていく」ということになるみたいですね。

日本ではなじみのない「シビックプライド」という言葉ですが、実は発祥は19世紀のイギリス!結構歴史があります。

この「シビックプライド」、実はシネアドと非常に相性が良いものなのです。

 

シビックプライドで地元住民にPR

一般的な観光や誘致のPRが「外向け」のプロモーションだとすると、「シビックプライド」は「内向け」のプロモーションと言えます。「この街に来てね」ではなく、今住んでいる方に「この街に来てもらおう!」という気持ちになってほしい、というニュアンスが近そうですね。

たとえば、地域の住みやすさ、再開発や福祉などの自治体の取り組みアピール、その街の名産や伝統(祭りや工芸品など)を盛り上げていこうという取り組みも、シビックプライドを育てるPR方法といえそうです。

最近ではシビックプライドを育てることを、街の目標として掲げる自治体も増えてきています。

とはいえ、地元住人を中心にアピールするというのは、意外と難しいものです。ましてや、動画広告を出稿できるメディアとなると、かなり限られてしまいます。そこでシネアドの出番なのです。

 

なぜシネアドはシビックプライド向けなの?

シネアドは、発信地域の限定をしやすい広告です。

なぜかというと、それはシネコンの発展と密着に結びついています。かつて、映画館は街中まで出ていく必要のあるオシャレな遊び場でした。時代の移り変わりとともに、ショッピングモールなどの商業施設併設型のシネマコンプレックス(=シネコン)が発展していき、映画は「ちょっと非日常的な特別なもの」から「生活の中にある趣味のひとつ」に変化しました。つまり、地元で気軽にみられる「地域の映画館」が増えたということですね。

基本的に、シネコンは地域の商業施設=日々の生活の中で利用する施設と併設しています。その地域の商業施設で買い物をする人が、ついでに映画を観る。もしくは映画に行くついでに買い物をして帰る。そういうスタイルがシネコンの基本です。

そんな一部地域のシネコンだけを、「指定してCM動画を流すことができる」のがシネアドです。つまり、「地域の住民だけに、ほぼ確実に見てもらうこと」ができるということになります。

家族イメージ
実際に、シネアドが自治体で子育て支援PRに使われた例もあります。子育ての支援があるとわかれば、ファミリーやこれから子育てをしたいと考えるご夫婦の、その土地への定着率はあがりますよね。

こういった行政的な施策はもちろん、街の名物を作る、地産地消など、シビックプライドを育てることによって地域の活性化が期待できます。

シビックプライドは地元に伝えたいメッセージ。だからこそ、地域密着のCMと相性のいいシネアドの活用がおすすめです。

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