文化ジャーナル8月号のインタビュー記事「ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア」の中で弊社が今年新設した「サンライズシネアドアワード」について語られています。
ーブランデッドショートでは今年、シネアド（＝映画広告）を手掛けるサンライズ社とともに「サンライズシネアドアワード」を新設しました。アワードを受賞した作品は、国内映画館で幕間の時間に上映できる権利を得るようですね。
別所 はい、サンライズ社さんは、映画館に来た観客に見せる、ターゲットアドとしての広告のあり方に非常に真摯に向き合っている会社です。サンライズ社さんは、映画館で流す広告映像の編集を、単純に15秒・30秒のTV‐CMを使いまわしたとしても、消費者が付いてくる時代じゃないと分かってらっしゃる。
～中略～
広告映像を見せる場所が映画館であるならば、映画館なりの特別な、アトラクション的な時間を過ごしたいと、多くの人が求めているはずです。今回、サンライズ社さんと新設したアワードで目指すのは観客を閉じ込めた空間の中で、いかに物語性の高いシネアドを見せていくか、つまりは、自然と映画に誘っていくようないシネアドづくりです。「文化ジャーナル」2018年8月号より抜粋